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Thunderbirdで標準搭載されたPGPによる暗号化を利用する

電子メールクライアントのMozilla Thunderbird 78でやっとOpenPGPの機能が標準搭載された。 とはいっても、78.0.1ではまだ不完全で、78.1.0でほぼ完成したようだが、デフォルトではOpenPGPは使えない。今後リリース予定の78.2からデフォルトで動作するようになるらしい。 78.1.0で使うためには、「オプション」の「一般」の一番下の「設定エディター...」を開き、 mail.openpgp.enable を true にする必要がある。 ただし、設定をいじると動作保証対象外になるので、自己責任で対応すること。 今回の動作検証ではWindows 10上で実行させた 64ビット版Thunderbird 78.1.0 を使っている。 設定を済ませたら、「エンドツーエンド暗号化」のOpenPGPの「Add Key...」で秘密鍵をインポートもしくは作成する。 GnuPG などですでに鍵を作っているのであれば、それをエクスポートして読み込ませるだけだ。 公開鍵をインポートする場合、「OpenPGP Key Manager」の「Import Public Key From File」で対応可能だ。 早速、メールを作成し、「セキュリティ」から「暗号化が必要」と「このメッセージにデジタル署名」を選択して送信する。 メッセージは自分自身に送っているのであまり意味はないが、それぞれの機能がきちんと動作していることを確認することはできる。 この通り、暗号化とデジタル署名ができていることを確認できた。 PGPは昔からあるが、自分の周りでは使われているのをほとんど見たことがない。 Thunderbirdに標準搭載されたのを機に、広まってくれないだろうか。

12年前の非接触型ICカードリーダPaSoRiで遊ぶ

最近ずっとリモートワークだったので、これを機に書斎の整理整頓を行った。段ボールに無造作に放り込まれたPC関連機器や電子ガジェットを漁っていると、2004年10月に発売されたソニーの非接触型ICカードリーダPaSoRi RC-S320が出てきた。2008年3月に購入したので実に12年以上前のモノだ。 このまま捨て置くのは勿体ないし、ちょっと興味をそそられたので、 以前のブログ記事 に上げた コード がちゃんと使えるか、最近新調したWindows 10搭載PCで確認してみた。 当然、ドライバが入っていないのでそのままでは動かない。早速最新のドライバを入れようと思ったが、実はRC-S320はとっくに販売終了していて、新しいPaSoRiとはドライバが違う。まあ、そりゃそうか。調べたところ古いドライバ( NFCポートソフトウェア Version 5.4.8.6 )を落としてくれば動くことが分かった。動作確認環境はWindows 8.1までみたいだけど、まあ、大丈夫でしょ。 ドライバを入れたところ、デバイスマネージャーでちゃんと認識された。よし、これで準備OKだ。動かしてみよう! …いやまてよ? 今時Python2は許されない。ということでPython3のコードにちょこちょこっと修正して、これで良し。PaSoRiの上にモバイルSuica機能を搭載したAndroid端末を置いて、さっそく実行 python read_felica.py (カタカタカタッターン!) OSError: [WinError 193] %1 は有効な Win32 アプリケーションではありません。 あ、これよく見るやつだ。実行パス名にスペースとか入ってちゃんと認識しないやつだ。と思ったけど調べてみるとパス名は問題ないみたい。あとは、そうそう、64ビット環境で32ビットのライブラリ使ったとか。それだ! 実行環境はPython3の64ビット版なので読み込むDLLも64ビットじゃないと。でも、利用させてもらった felicalib は32ビット版しかないみたい。 0.4.3から64ビット版にも対応する みたいだけど、最新版の0.4.2が2008年6月リリースでそれ以降出ていないということはもう出ない可能性が高い。ちなみにソニーのドライバは当時64ビット版が存在しなかったみたいだけど、今...

Windows PowerShellを便利に使うための10のミニテクニック

Microsoftが提供していてWindows 7では標準搭載になるWindows PowerShellがもっと広まって欲しいこともあって、 CodeZine の Windowsのコマンドプロンプトを便利に使うための10のミニテクニック のPowerShell版を書いてみた。 まず、 Windows PowerShell 2.0 CTP3 をダウンロードして、インストールする。さらに便利に使うために PowerShell Community Extensions から PSCX 1.2 をダウンロード・インストールする。 さて、これで準備が整った。因みに以下のテクニックは、Windows XP、Vista、Windows 7のどのOSでも使えると思う(ただし、確認したのはXPのみ)。 コマンドプロンプトからエクスプローラに移動する 以下のように起動するだけ。 ii . エクスプローラからコマンドプロンプトに移動する これは標準では難しいと思う。自分はエクスプローラの使い勝手には非常に不満を持っているので、ずいぶん前からWindowsでは FileVisor を使っている。FileVisorであれば以下のコマンドをホットキーに登録しておくことで、現在のディレクトリをカレントディレクトリとして一発でPowerShellを開くことができる。 C:\WINDOWS\system32\windowspowershell\v1.0\powershell.exe -NoExit -Command Set-Location $P カレントディレクトリを記憶し、あとで戻ってくる これはそのまま、 pushd . と popd が使える。 2つのディレクトリを行ったり来たりする これもほとんど一緒。 doskey /exename=powershell.exe d1=cd $pwd 一時的にネットワークドライブを割り当てる必要はない PowerShellではcdでそのままネットワークをまたげるので必要ないと思う。 cd \\computer1\project1\program1 処理結果をクリップボードにコピーする ocb (Out-Clipboard)を使う。 dir | ocb tree | ocb 因み...

OpenGL: Visual C++ 2008 Express EditionでGLUTを使う

Windowsに Visual C++ 2008 Express Edition をダウンロード・インストールする。このバージョンではPlatform SDKは同梱されている。 GLUT for Win32 からglut-3.7.6-bin.zipをダウンロードする。ファイルを展開し以下に示すフォルダにコピーする。 glut.h → C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v6.0A\Include\gl glut32.lib → C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v6.0A\Lib glut32.dll → C:\WINDOWS\System これで準備完了。因みにglaux.libは存在せず、リンクする必要はなくなっている。 使用例 C++: OpenGLで正十二面体を回転させる で示したソースを dodecahedron.cpp として保存し、以下のコマンドをコマンドプロンプト上で実行する。Visual Studio 2008へのパス(C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 9.0\Common7\Tools)は通しておくこと。 vsvars32 cl dodecahedron.cpp /O2 /FIwindows.h dodecahedron これで回転している正十二面体が表示されるはずだ。

UMPC購入で最終的に選んだのはWILLCOM D4

しばらく前からUMPC(Ultra Moblie PC)に興味を持っていたのだが、いろいろと調べた上で最終的に購入したのは WILLCOM D4 だった。今のところ、かなり満足している。 購入動機 現在、仕事では多数のUnix系マシンとWindows XPを搭載したメインノートPC、自宅では多目的用途のWindows XP搭載のメインデスクトップPC、Windows Vista搭載のTV録画用途キューブPCを使っている。メインノートPCはちょっと古いがLet's Note CF-W4を使っており、毎日、職場・自宅間を持ち歩いている。重量は約1.2kgである。 で、通勤時に1.2kgを持ち歩くのが重く感じられてきたのでサブノートが欲しくなったのだ。そこで、メインノートPCの代わりになる性能を持ち、コンパクトで軽いサブノートを物色してみた。 選定 まずここで大事なのは、重量、大きさ、性能だ。特に持ち歩きを楽にしたいので重量が最も優先される項目である。次に性能だろう。普段メインノートPCで行っていることは一通りこなしたい。大きさについては軽ければ軽いほど小さくなると思ったのでそれほど気にしなかった。もちろん、価格については安いほど良い。 そこで、最近出ているUMPCを一通り調べてみた。いわゆるネットブック(Netbook)と呼ばれる低価格なノートPCでは重さに問題がある。大体1kgほどあるのだ。現在使用しているLet's Noteが1.2kgであることを考えると、1kg前後ではあまり重量としてのメリットがない。それならば、0.9kgのLet's Note Rシリーズのほうが(価格以外は)良いだろう。今回は重量を大幅に減らして運搬を楽にすることが目的の一つとなっているので、現在の半分ほどの重さにはしたい。そこで、1.2kgの半分で600g程度を目安とした。これを踏まえてUMPCを調べてみるとWILLCOM D4とLOOX U/B50しか残っていないことが分かった。と云うわけでこの二つの中から選ぶことにした。 WILLCOM D4とLOOX U/B50ではそれほど性能に差はないようだが、若干LOOX U/B50のほうが良さそう。しかし、D4であればPHS通信が最初から使えるのでどこでも簡単にネットに繋ぐことができる。また、価...

WILLCOM D4 (WS016SH)

以前、こちらでも Willcomが新しいモバイルコミュニケーションマシンを開発 という記事を書いたが、本日、その全容が明らかになった。 ウィルコム、Vista搭載の小型端末「WILLCOM D4」 (ケータイWatchより) PCと同等に使えるのは良い。いわゆる、UMPC(Ultra-Mobile PC)だね。問題はどれだけ快適に使えるかだなぁ。 キビキビ・サクサク使えるなら 買う価値ありかな。キーボードは難しいだろうから、ちゃんと使おうと思うならUSBキーボードをセットかな。逆に言えば、キーボードさえクリアすれば、プライベートでも仕事でもそれなりに使えるかも( もちろんサクサク動くこと前提 )。あと携帯電話型のヘッドセットはカッコ良い。5月下旬に予約開始、6月中旬に発売らしい。 以下、主な仕様。 名称: WILLCOM D4 (WS016SH) OS: Windows Vista Home Edition CPU: Atom Z520(1.33GHz) ディスプレイ: タッチパネル対応1,024×600ドット、262,144色、5インチワイドTFT液晶 メモリ: 1GB 40GB HDD 198万画素カメラ microSDカードスロット装備 ワンセグサポート W-OAM対応W-SIM ワイヤレスLAN USB端子(miniAB) Office Word/Excel/PowerPoint 別売クレードル(外部ディスプレイ出力, オーディオ出力, LAN端子, 4ポートのUSB端子)

Willcomが新しいモバイルコミュニケーションマシンを開発

メモ。Intelのモバイル機器向けCPU、Atomを搭載したWindows Vistaマシンになるそうだ。2008年6月提供予定。 新しいモバイルコミュニケーションマシンの開発について OSやCPUはなんでも良いので、とにかくサクサク動くものが欲しい。Vistaってところが不安だが…。いくら機能が充実していてもモッサリ動作では紙と鉛筆にすら劣ると思う。

Windows PowerShell

Windows PowerShellとは、Microsoft Windowsで利用できる強力なコマンドラインシェルおよびスクリプト言語のことだ。これまでのWindowsでは貧弱なコマンドプロンプトしか実装されていなかったので、コマンドラインで一括処理などをさせることが難しかった。それをUnixの同等以上の性能のシェルを開発することでその問題を解決した。 たとえば、Unix上で、 % find . -name "*.txt" -print という処理は、 > Get-ChildItem . -include *.txt -recurse とする。また、以下のスクリプトを、たとえば find.ps1 とファイルに保存すれば、 Param([String]$root, [String]$filename) Get-ChildItem $root -include $filename -recurse > ./find.ps1 . *.txt と実行すれば同じ結果を得ることができる。さらに、 > Get-WMIObject Win32_LogicalDisk -filter "DriveType = 3" | Select-Object DeviceID | ForEach-Object {Get-Childitem ($_.DeviceID + "\") -include *.txt -recurse} とすれば、存在するすべてのハードディスク上のテキストファイルを探すことができる。PowerShell上ではすべてがオブジェクトとして処理される。 ただし、PowerShellはWindowsに最初から入っているわけではないので、Microsoftの公式サイトからダウンロードしてこなくてはならない。 Windows PowerShellでのスクリプティング これでようやくWindowsでもまともな処理ができるかもしれない。

連続した静止画を動画にする方法

mplayer に付属しているmencoderを使う。 MPlayer - Download からダウンロードできる。Windowsでも、Unixでも利用できる。Windowsでは コマンドプロンプト 上で使う。詳しくは マニュアル を参照のこと。 連続した複数のPNG画像をフレームレート30でAVI動画ファイル(output.avi)に変換する。 mencoder "mf://*.png" -mf fps=30 -o output.avi -ovc lavc -lavcopts vcodec=msmpeg4v2 ついでに、 ImageMagick を利用した画像フォーマットの変換についても載せておく。 mencoderはBMP画像を取り扱えないので、BMP画像を動画にしたい場合は予め変換しておく必要がある。ImageMagickについては、 Googleあたりで検索 すれば詳しいインストールや扱い方が見つかると思う。 PostScript画像(input.ps)をGIF画像(output.gif)に変換する。 convert input.ps output.gif 複数あるBMP画像を同じ名前でPNG画像にする。拡張子だけが変わる。 mogrify -format png *.bmp