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9月, 2009の投稿を表示しています

C++: STL algorithmのlower_boundとupper_boundの使い方

C++ STLのalgorithmに入っているlower_boundとupper_boundが間違えやすいのでメモ。 vector<int> で定義されたコンテナ v の要素のうち、A以上、B以下の要素を求める場合。 vector<int>::iterator a = lower_bound(v.begin(), v.end(), A); vector<int>::iterator b = upper_bound(v.begin(), v.end(), B); if (a != v.end() && b != v.begin() && *a <= *(b - 1)) cout << "[" << *a << ", " << *(b - 1) << "]" << endl; else cout << "no element" << endl; *a が最小の要素、 *(b-1) が最大の要素になる。 A以上、B 未満 の場合。 vector<int>::iterator a = lower_bound(v.begin(), v.end(), A); vector<int>::iterator b = lower_bound (v.begin(), v.end(), B); if (a != v.end() && b != v.begin() && *a <= *(b - 1)) cout << "[" << *a << ", " << *(b - 1) << "]" << endl; else cout << "no element" << endl; 因みに、lower_boundとupper_boundに渡すコンテナはソートされている必要がある。

JavaScriptで素数を計算して動的に表示する

JavaScriptを使って素数を計算して、それを動的に表示してみた。今更という感じもするけど、10行そこそこでこのような動的な表示ができるというのは、とても便利だと思う。とは言え、普段はあまりJavaScriptを使ったHTMLは書いてないな。 までの素数 テキストボックスに数字を入力すると、その数までの素数を計算して表示する。最大入力桁を5桁にしたので、99,999までの素数を求めることができる。括弧内の数値は求めた素数の数を示す。 複数のブラウザ(Google Chrome, Firefox, IE8, Safari4)で確認してみたけど、最近はどのブラウザもJavaScriptが速い。今後、ますますJavaScript、特にAjaxなどは要の技術になっていくのだろうな。 以下にソースを示す。 <script type="text/javascript"><!-- function calcPrimes(data) { var primes = []; if (data.value >= 2) primes.push(2); for (i = 3; i <= data.value; i += 2) { for (j = 0; i > primes[j] * primes[j] && i % primes[j] != 0; j++); if (i < primes[j] * primes[j]) primes.push(i); } document.getElementById("primes").innerHTML = primes.length ? " (" + primes.length + "): " + primes.join(", ") : ""; } // --></script> <form><input type="text" size="5" maxlength="5" onk

結局Pythonを使ってコマンドラインで動作するTwitterクライアントを作ってしまった

Twitterのアカウントを取ってから既に1年半になるが、活発に使っているとは言い難い。その原因の一つとして Twitterのクライアント がある。どうにも自分が利用するのにピッタリだと思うクライアントが見つからなかったのだ。そこで結局、自分の好みに合わせてコマンドライン上で動作するシンプルなTwitterクライアントをPythonで作ってしまった。しかも、ワンライナー(1行プログラム)。 最初の頃はいくつかのクライアントを使ってみたのだが、PCでの作業はシェルで行うことが多いので別のウィンドウを開きたくなかったり、Windows、Unix、MacなどのOSが変わっても同じクライアントを使いたかったり、GUIじゃなくてCUIで操作したかったり、それほど使い込むつもりがないので極力シンプルでコンパクトになっていて欲しかったり、そもそもクライアントをインストールしたくなかったりと、かなり条件を厳しく求めていたら使えるクライアントがなくなってしまい、結局、公式サイトもしくは 自分で作成した掲示板 からたまにつぶやくだけになってしまった(ただし、 Twitterfeed は利用している)。 しかし、最近になってタイムラインをよく眺めるようになり、これが結構面白いと気がついた。自分と違う考え方に触れるのは楽しい。そして、自分ももう少しつぶやいてみようかと思ったのだが、公式サイトや掲示板からのポストはいちいちブラウザを開かなくてはならず手軽だとは言い難かった。 そこで、先日、 PythonのワンライナーでTwitterを使える ようにしたこともあり、もう少し改良してそれをクライアントにすることにした。Pythonスクリプトなら、Pythonが入っていればどのOSでも動作するし、使い方はどこでも一緒で、コマンドラインでそのまま使え、タイムラインをgrepなどで簡単に選択表示できる。それに、たった1行のソースコードなので簡単に中身を確認でき、パスワード漏洩やキーロガーなどを心配しなくてもいい。 tw.py でタイムラインを取得することができ、 tw.py つぶやき tw.py つぶやき http://handasse.blogspot.com/ ブログのURLです。 tw.py "つぶやき&つぶやき" tw.py "つぶ