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7月, 2010の投稿を表示しています

日本全国ハンバーガーショップ分布地図

以前、 Processing を使って 日本全国のコンビニ店舗の分布地図 を作成したが、今回はハンバーガーショップの分布地図を作成してみた。 個人的にハンバーガーショップには小さい頃から思い入れがあって、小学生の頃、初めてマクドナルドのハンバーガーを食べたときに「なんて美味しいんだろう」と感動した覚えがある。しかし、今でこそ安価な食べ物という認識だが、当時は他の食べ物に比べて割高であまり頻繁に食べられなかった。 その後はだんだんとハンバーガーから離れていったが、モスバーガーと出会ったときに二度目の感動を覚えた。冷たくてジューシーな野菜と熱々のハンバーグが絶妙にマッチしてそれまで食べたことのないハンバーガーだった。少々食べにくくはあったが、逆にそれが溢れる美味しさを表現していたようにも思う。 最近気に入っているハンバーガーは、アトレヴィ 秋葉原2階にある Chelsea Market のアボガドバーガーだ。少々値は張るが、普通のチェーン店に比べて味は飛び抜けていると思う。チェーン店ではないハンバーガー専門店なら他にも美味しいハンバーガーがいろいろとありそう。 閑話休題。以下に作成したプログラムを示す。 This browser does not have a Java Plug-in. Get the latest Java Plug-in here. 左上の店名をクリック: 分布の表示・非表示を切り替える。起動時はマクドナルドのみ表示。 右クリックしたままマウス移動: 地図を平行移動する。 左クリックしたままマウス上下移動: 地図を拡大・縮小する。 プログラムの作成方法は 前回のコンビニ店舗分布地図を作成した方法 とほとんど変わらない。まず、住所をネットから取得する。それを Google Maps API で緯度経度変換し、さらにPythonスクリプトでUTM図法に合わせてXY座標変換する。そのデータをtar/gzipでアーカイブし、Processingを使って読み込み、 日本地図 に表示する。ブログへの貼り付けはProcessingでJavaアプレットにエクスポートできるのでそれを使う。 今回の分布地図を見て、マクドナルドよりもかなり後に出てきたモスバーガーの店

2次元セルオートマトンとエントロピー

2状態の2次元 セルオートマトン(Cellular Automaton) をActionScript 3.0 (AS3)で作ってみた。2次元セルオートマトンで最も有名なのは ライフゲーム(Conway's Game of Life) だろう。プログラムでは初期ルールをライフゲームとしている。初めにC++で書こうと思ったのだけど、Web上でグラフィカルに操作できないとつまらないと思い、AS3でFlashとして作成し wonderfl に登録することにした。ついでに時間的なエントロピー変化を視覚的に認識できたら面白そうだと思ったので、それについても実装した。 今回、セルオートマトンのコードを書こうと思ったのは TCO Marathon Round 2 の問題として出されたからだ。2次元セルオートマトンのサイズと初期配置、それにルールが与えられ、指定した世代で生存セルが最大になるように初期配置を変更しろという問題だ。そして、問題を解くために色々と調べているうちにセルオートマトンが面白く感じられたのでブログ記事にしてみた。とは言っても今回のコードはコンテストのような特別なチューンなどはしていない。ビット配列や剰余テーブルなどは使っているがどちらかというと読みやすさを優先させている。 作成したプログラムを以下に示す。 Cellular Automaton - wonderfl build flash online 1-9 : ルール設定 - セルの周りの生存セル数(0-8)に対応 : '.' 死亡, '&' 変化, '+' 誕生, '=' 維持 SPACE : 一時停止 ENTER : リセット V : メッセージ表示/非表示 Z : 初期生存セルの割合を減少 X : 初期生存セルの割合を増加 最初に実行されるルールはライフゲームだ。つまり、セルの回りに2つの生存セルがあった場合、そのセルは現状「維持」となり、3つの生存セルがあればそこに生存セルが「誕生」する。生存セルが1つ以下か4つ以上の場合は死亡セルとなる。また、上端と下端、右端と左端は繋がっていて周期境界条件となっている。現在のルール設定はFlash画面の左下に [..=+..