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11月, 2007の投稿を表示しています

THE EYE OF JUDGMENTオンライン対戦その3

対戦成績が7割になったあと、簡単に負け越してしまった。3勝4敗で、トータルで10勝7敗となってしまった。ダメだ。特にケアレスミスがダメだ。せっかくいい勝負してても計算ミスとか思い違いとか置き間違いとか…。勝負に負けても悔しいとか思わないのだが、自分のミスだけは痛い。 あと、うまい人に当たるとプレイングでへまされることが少なく、必然的にデッキの構築の良し悪しが響くことになる。結構適当にデッキを組んでいたので、真剣に構築しなおすことにした。上位ランカーの対戦相手のデッキを参考に自分なりの考えを加えて組んでみたが、最終的に随分ましになったと思う。その後、一戦交えたが、勝率が8割超えている相手にかなりうまく勝てたようだ。よしよし。しかしまだまだ改良の余地はありそう。カードが足りないが、これ以上買い足すのはちょっとしんどい。 最後に自分の構築したデッキについて。まず、再行動コストが高いものを減らした。召喚マナコストが2でも、再行動も2かかるものははっきり云って重い。召喚3でも再行動1のほうが使いやすい気がする。また、比較的低コストの警戒持ちは便利。ミノスとかエントとか。ただし召喚属性に制限があることに注意。他には憑依がかなり使える。要は自分が出されて嫌なカードを揃えてみた。 しかしまたコテンパンにやられて、新しくデッキを組み直すと。その繰り返しかなぁ。因みにもうCOM戦じゃ相手にならないみたいだ。エキスパートにしても結構余裕で勝てる…。さすがにコンピュータに何手も先を読ませるのは難しいのかな。

THE EYE OF JUDGMENTオンライン対戦その2

すっかりはまってしまっている。とは云っても仕事やら風邪やらでそれほどプレイできているわけじゃない。とりあえず10回ほど戦ってみた。7勝3敗で勝率は7割。このゲームはプレイヤーのスキルの差が本当に良く出る。適当やっていてもほぼ勝てない。ほぼといったのはドローによる運もあるからだ。ある対戦で、こちらはデッキにスペルカードを7枚仕込んだのだが、前半で全部出てしまって手札7枚中6枚がスペルカードになった。これじゃ勝てない。それともこれだけ偏っても勝てる人は勝てるのだろうか。 そうそう、先日までスターターセット+おまけのブースターセットでプレイしていたが、とうとうテーマデッキ5種+ブースター1BOXを秋葉原のイエローサブマリンで購入してしまった。一気に手持ちのカードが300枚近くに。しかし、ブースターは正規の定価よりも2割5分増の6000円であった。うーむ。まあ、「ウォマック」が入っていたから許す。 と云うわけで週末は新たに組み直したデッキを使ってみた。実際に戦ってみるとカードの使い勝手が予想と結構違うことに気が付いた。まずはスペルカードから。一応デッキには入れているが、「召喚士メスマーの失敗」は思っていたよりも使えない。相手にマナが溜まっている状況で自分の手札に生贄にできるカードが無いといけないが、そういう場面が思ったよりも少ないのだ。あと、「癒しの慈雨」は結構使えると思うが、ほかのカードをどうしても入れておきたくて、これは外してしまった。このカードと迷ったカードは「クレア・ウィルの旗印」。マナ1で+2の攻撃はやはり捨てられない。後絶対に入れておきたいのは「迷いの羅針盤」だ。これはマナコスト無しで自由にクリーチャーの向きを変えられる。攻めにも守りにも使える最上級クラスのカードだと思う。 クリーチャーカードを入れる際の基本的なコンセプトとしては、低コストカード(マナ1~2)が全体の半分ぐらいで残りにそれなりにコストが高いもの。現在は、「ファセウス」、「ウォマック」、「エディン」、「聖ディースを追う者」などを入れている。勇者は4種持っているので悩みどころだが、「エディン」の魔道攻撃は捨てがたい。「聖ディース」はちょっと微妙か。「ファセウス」も使いどころが難しいが、個人的に使いたいカード。あとは王族は一枚も無いし、叛逆者は「ウォマック」のみなのでこれも選択の余地は無

Google - Android Developer Challenge

Googleの携帯用OS、 Android のSDKが公開されている。しかも、それで作ったアプリケーションに対して 総額1000万ドル(約11億円)の賞金が出る そうな。審査は2段階(Challenge I, Challenge II)に分かれており、Challenge Iは2008年1月2日から3月3日までで50人が選ばれ25,000ドルがもらえる。さらに、Challenge IIは5月1日までで、Challenge Iで選ばれたものの中から10人が選ばれ27万5000ドルが贈られるようだ。さすがGoogle、桁が違う。 別に賞金に釣られてということでもないのだが、早速SDKを落としてみた。開発言語はJavaのようだ。んー、Javaはあまり好きじゃないんだけどなぁ。随分前のこと、Javaが発表されてすぐに飛びついてそのエレガントな設計に将来必ずこれはクルと思ったものだけど、その後のSunの対応などに嫌気がさしてJava自体も嫌いになってしまった。あとは、JITコンパイラなどの起動にいらいらすることが多かったってのもあるかな。決して悪い言語じゃないんだけどね。 そうは云っても、Javaで開発するしかないようなのでアイデアが浮かぶようなら挑戦してみようかな。そこそこのレベルであれば、Javaで開発することもできそうだし。やはりキモになるのはアイデア。良いアイデアさえあれば半分はできたようなもの(云い過ぎ?)。たまに考え付くことがあるけど、都合よく出てくるとは限らないので苦労する。何か小気味好いアイデアないかなぁ。 Google側としては、多少技術的に荒いソフトウェアでも良いアイデアを集めることができれば1000万ドルの価値はあるのだろう。携帯電話の良し悪しはアプリケーションの良し悪し(とインターフェイス)で決まると思う。

THE EYE OF JUDGMENTオンライン対戦

COM戦のハードで普通に勝てるようになったので、オンラインで初めて対戦してみた。最初の対戦相手は、総合順位100位台の大賢人だった。いきなり上級者との対戦だ。同レベル同士をマッチングしてくれないのだろうか。まあ、当たってしまったものは仕方ないので、TCG初心者、オンライン対戦初めてである自分がどこまでできるかまずはやってみた。 相手はいきなりキュービック。これは初期段階で高コストクリーチャーを召喚させる、もしくは相手の魔道攻撃クリーチャーを引きずり出す作戦だろう。魔道攻撃クリーチャーはいないので物理攻撃してみるが、予想通りかわされ、見たことが無いクリーチャーを召喚された。自分はまだ最初のカードしか持っていないので、見たことが無いカードがたくさんあるのだ。それでも途中までは上手に属性や能力を使った一進一退の良い対戦だと思われたが、途中、クリーチャーを置き間違えたのがいけない。そこから押し切られてしまった。やっぱりミスったら駄目だ。それでもこの対戦から多くのことを学べたのは収穫だった。 次の対戦と思い、検索したが見つからなかったので、今度は自分でルームを作って誰かが来るのを待ってみた。そしたらすぐに相手が入ってきた。今度は総合順位1400位ほどの人だった。早速対戦したが、今回は自分にミスは無く、終始安定したプレイングができたようで、危なげなく勝利できた。初勝利。名声5ポイントで総合順位8000台。 今回は2回の対戦でやめたが、これなら何とかなりそうな印象。1回目の対戦は負けたが、勝った対戦よりもいろいろと収穫が大きく、やはりランキング上位陣との対戦のほうが面白そう。 このゲーム、頭脳戦が非常に面白い。自分で組み立てたカードをドローするゲームなので運が大半を占めるかと思いきや、その運用が大きくものを云うようだ。ゲームバランスも絶妙なようで、ネットの評判もどれも良いものばかり。ただ、実際にカードを購入して集めないことには多様性のあるデッキが作れないので、知り合いなどには気軽に薦めづらい。それでもこういう良質のゲームはもっと流行って欲しいものだ。

お腹がHELLぜ!

ハバネロのフラッシュゲーム 「お腹がHELL!」 をプレイしてみた。これは、サントリーと東ハトとのコラボレーション商品 「暴君ハバネロの旨スープ」 のPRの一環らしいのだが、よく出来ているのでなかなか楽しめた。 ところでこの商品、近くのコンビニで売ってないのだけどどこにあるんだろ。個人的にハバネロ関連のスナックは好きなので、結構気になっている。なかなか美味しいとの話だし、飲んでみたい。おにぎりと一緒に食べると結構いけそうだ。

THE EYE OF JUDGMENT

PS3とそれに接続したカメラを使ってプレイする次世代トレーディングカードゲーム(以下、TCG)、 THE EYE OF JUDGMENT(アイ・オブ・ジャッジメント) BIOLITH REBELLION 機神の叛乱 (以下、EOJ)がしばらく前に世界同時発売された。今までに無い、臨場感あふれるカードゲームバトルで白熱したプレイができる。カードにコードが記されており、それをPS3のカメラで読むことで画面上にカードに描かれた生物が浮き出てきて、所狭しと暴れまくるのだ。しかも、自分がカメラを通してそれをつついたりするとそれに反応する。楽しい。 自分はもともとそれほどTCGには目を向けてなかった。興味はあったのだが、まず、周りにプレイする人がいない、それに、カードを集めようと思ったらかなりの出費になるということから敬遠していたのだ。しかし、EOJではまず世界中のプレーヤーとPS3を介してオンラインでプレイできることで、一緒にプレイする人がいなくて困ることは無くなった。また、出費といっても社会人からしてみればそれどの額でもないのでまあ許容できるかと。と云うことで購入してみた。 まあ、それほど期待はしていなかったのだが、プレイしてみたらビックリ。これが非常に面白い。付属のカードはスターターセットとブースターセット、それにおまけで付いてきた1枚の計39枚。それを組み合わせて30枚(これをデッキと云う)にしてプレイする。まずは自分の構築したデッキをカメラで読み込ませてPS3に登録する。そして、そのカードを駆使して、3×3の計9マスの陣地のうち最初に5マスを占領したほうの勝ちとなる。カードには相手を攻撃できるクリーチャーカードと魔法カードがあり、クリーチャーカードを5枚、マスの上に置くことができれば勝ちなのだ。クリーチャーやマスにはそれぞれ属性と云うものがあり、それにより有利不利が出てくる。また、クリーチャーや魔法も様々な種類があってその組み合わせや運用によって効果が大きく変わってくる。かなりの戦略性があるのだ。その反面、初めてプレイするときには少しとっつきにくいかもしれない。ガイダンスビデオもゲーム内で見ることができるが、それだけ数十分もかかるほどだ。 また、現在、別売りのカードが極度の品薄でなかなか手に入らない。販売元もここまで売れると思わなかったのだろうか。早急に

PLAYSTATION 3のメジャーバージョンアップ

やっと来た。PSPからのPS3本体起動。今まではいくらPSPからPS3のデータを読み込めるといっても、PS3を起動させっぱなしでないと駄目だったのだが、これからはPSPとネットワーク環境さえあればどこからでも起動できる。もちろんPS3の電源を切ることもできる。他にもXMBのアイコンや背景をカスタマイズできるようになったり、音楽や動画のプレイリストを作ったり、インフォメーションボード(PS3関係のニュース速報)が追加されたりといろいろと便利になったようだ。ほかにも振動コントローラーに対応したり、SACDが光デジタルで出力できるようになったりしている。 PS3は個人的にはかなり良くできた機種なのだが、悪く云う人が目立つ。しかしその人たちの言葉をよく聞くと、触りもしないで嫌いだからと云う理由でそのように騒いでいるのが多いように思う。少なくとも自分は購入して良かったと思うものの一つだ。これだけの機能があってこんなに安いのはどうかと思うぐらい。まあ、11月11日にさらに値下げされた新型PS3も出たようなので、興味がある人は使ってみてはどうか。

初音ミク

しばらく前からネットを中心に 初音ミク という名前を聞くようになった。これは指示した通りに歌を歌ってくれるソフトウェアであり、デスクトップミュージック(DTM)の一種だ。要はボーカルをやってくれるのである。作曲・作詞はできても、歌ってくれる人がいなければ、人には聴かせることができない。それをこの初音ミクが歌ってくれるのだ。ネットの動画サイトを中心に瞬く間に拡がった。DTMとしては異例の売り上げだそうだ。確かに、技術がある人が利用すると非常にクオリティの高い作品となる(私には無理だが)。 しかし、最初に感じたことだが、このようなソフトでボーカルが務まるようになると、将来、本職や音楽業界・テレビ業界には少なからぬ打撃になるのではないか。もちろん、自動車の発明で馬車が廃れたように、何かの技術が生まれれば、従来のものがそれに置き換わっていくのは仕方ないことかもしれない。それでも、上に挙げたような業界からは激しい抵抗や攻撃があるように思える。実際にTBSでは番組中にあからさまな初音ミクの中傷を行ったり、発売当初から匿名で悪く言う輩が後を絶たない。多分、将来的に不安を感じたものの行動だろう。実際に、大手インディーズ音楽配信サイト muzie のランキングでも初音ミクがやたらと目に付き、それだけ恐怖心も大きいのだろう。 自分個人としてはこれだけの技術の発達を大いに歓迎したい。私たちは常に進化しているのであり、そうそう後戻りはできない。昔は良かったといえるのも便利な今があるからであり、いきなりすべてが昔に戻ったら医療の未熟さゆえ死亡率は跳ね上がるだろうし、これだけの人口に対して効率よく食料を確保できないことから多くの人が餓死してしまうのではないだろうか。まあ、これはちょっと大きく捕らえすぎなのかもしれないが、技術の進歩に対して、私たちはそれを享受する義務(権利ではなく)があると思う。そんなわけで、初音ミクに対しても優しく接するべきだろう。 因みに以下の『みくみくにしてあげる♪』というのが初音ミク自身が歌うテーマ曲(?)っぽい。これは一般受けするか微妙なところだが、 ニコニコ動画 あたりでは自作の質のよい楽曲が揃っているようだ。ご試聴あれ。

世の中は常に混沌に向かっている

エネルギー危機とは云うけれど、エネルギー保存則で分かるように、世の中のエネルギーが失われることは無い。ある場所からある場所へ移るだけだ。なら、エネルギーによる危機など始めから存在しないのだと思われるが、そうは問屋が卸さない。エネルギーは変わらないが、そのかわりエントロピーが増加するのだ。これがエントロピー増大則である。仕事が行われる際(歩いたり、喋ったり、自動車を運転したり、テレビを見たりなど…なんでもよい)、価値の高いエネルギーから価値の低いエネルギーに移るが、それによってエントロピーは増えるのである。全体のエントロピーは決して減ることは無い。ある一部においてはエントロピーが減少しているように見えても、ほかのところでそれ以上にエントロピーは増えている。エントロピーとはすなわちカオスのことであり、世の中は常に混沌に向かっているのだ。なので、エネルギー危機とは正確ではなく、エントロピー増大の危機というのが正しい。 以上については、 『エントロピーと秩序―熱力学第二法則への招待』 に詳しく書かれている。エントロピーについて知りたい人には必読の書だ。

GRAN TURISMO 5 Prologue無料体験版

グランツーリスモ5プロローグ の無料体験版が現在ダウンロードできる。11月30日までの限定なので早めに落としておくのが吉。早速プレイしてみたが、ビジュアルがかなりリアルで驚いた。ぱっと見には実写と見紛う。随分前にPSのグランツーリスモと一緒に購入したハンドル型コントローラが利用できるようだったので使ってみたが良い感じである。本ソフトのリリースは12月13日だそうだ。 無料体験版のデモプレイ映像を貼り付けておく。YouTubeのものなのでかなり映像は荒いが雰囲気は感じ取れると思う。 こちらはニコニコ動画のもの。 【ニコニコ動画】GT5 Prologue体験版/鈴鹿サーキット/練習走行「すみません、間違えました」

山場CM

番組が盛り上がってきたところで流すCMのことを山場CMと云うらしい。クイズ番組で正解を発表する直前とか、ドラマで犯人が判明するところとか。これって視聴者をいらいらさせるばかりで構成としては最悪なんじゃないかと前々から思っていたが、実際に 多くの視聴者が同じように感じているようだ 。少し考えれば分かりそうなものなのに…。ほかにもCMのあと再度同じ場面を繰り返すのも酷いやりかただ。これじゃ、その番組も見なくなるだろうし、いらいらしているときに流されるCMの商品なんて買いたくもなくなるだろう。因みに海外では日本のような山場CMは極端に少ないんだそうだ。 というわけで自分はTVをほとんど見なくなって久しい。くだらないことで時間を浪費することもなくなったし、その分、自分の時間として有効に使えるようになって良いこと尽くめ。テレビ局は視聴者の立場に立った番組作りを理解してもらいたいものだ。

Kaspersky Internet Security

先日、とうとうトレンドマイクロのウイルスバスターから Kaspersky Ineternet Security (カスペルスキー・インターネットセキュリティ) に変更した。何度もウイルスバスターがらみでのトラブルがあり、ここ最近でもPCのHDDへのアクセスが数十分も続くことがあり、結局これもウイルスバスターの仕業であったようだ。もっとも今回変更したのはノートPCだけであるが。Kasperskyは価格とライセンス形態に難ありなのだ。 ウイルスバスターを導入する前は、ノートン・インターネットセキュリティを利用していた。しかし、重くてどうしようもなかったので(現在は以前よりも随分軽くなったらしい)、当時、評判の良かったウイルスバスターに乗り換えたのだ。使い始めは良かったのだが、なんというか使うごとに不満が出てきた。自分としては、どうも初心者向けのつくりが気に入らない。いちいちアップデートの表示が出てきたり(多分設定で変えられると思うが)、そうかと思うと、知らないところで勝手にセキュリティ関連プログラムが実行され極度に重くなる。通知無しで起動されると何が原因でシステムが不安定になっているのか特定しにくいことこの上ない。その点、Kasperskyはプログラムが実行されるときにはトレイアイコンが変化するのでわかりやすい。 また、Kasperskyはウイルス駆除率でも定評がある。GIGAZINEの アンチウイルスソフトウェアランキング、最強はどれ? でも1位になっている。より詳しくアンチウイルスソフトを比較したい場合は、 道具解 、 AV-Comparatives あたりが参考になるだろう。 そんなわけで、現在試用版を試しているところだが、今のところ快調だ。試用版は30日間の期間限定だが、それまでにははっきり結論が出せるだろう。

神のいない世界はすばらしい

リチャード・ドーキンスの 『神は妄想である』 を読んだ。ドーキンスは無神論者で有名だが、まさにそれを表す過激なタイトルの通り、内容は「神などまず存在しない」と云うものだった。自分も神などいないと思っているので多くの部分で共感を持てた。 特に問題となるのは、宗教・神を信じることが人間を不幸にしているということだ。これは自分も前々から感じていたことで、9・11のテロ事件も、イラク侵攻も、現在行われてる世界の様々な紛争も、古くは魔女狩りや十字軍も、そして日本ではサリン事件、すべて宗教に関わるものだ。聖書の内容も酷いもので、特に旧約聖書については目も当てられない。女性なんてその辺の石ころ並みの扱いだ。 また、宗教のせいで、科学が言われ無き迫害を受けている。聖書と矛盾する進化論や地球の年齢を端から間違っていると決め付け、「人間のような複雑なものが自然にできるわけが無い。つまり、神のみが人間を誕生させることができるのだ」と云う論調。大体、その全知全能の神はどうやって作られたというのか?全知全能なんて途方も無く複雑だろうに。 さらに、信者は神がいなかったらどうやって人間は道徳を身に付けるのかとまで云っているらしい。酷い話だ。宗教に入っている人たちは、もし神がいないとしたら(実際いないのだが)、道徳観念を捨てて悪逆非道を尽くすのだろうか。私は無神論者だが、良いことと悪いことは知っているつもりだ。 自分は物事を良く知ることこそ、世界から偏見をなくし、本当のことと嘘のことを区別する能力を与え、世界から争いを減らすことができる力だと思っている。それは、偏見や嘘にあふれている宗教の世界を無くす、もしくは形骸化させる力になる。勉強することにはこのように大変重要な意味があるのだ。巷でよく聞く、この勉強・あの勉強は、将来役に立つ・役に立たないという議論などまるっきりナンセンスだと思う。 最後に、ロシアの小学校で起こったテロの悲惨さを伝える秀逸なフラッシュ・アニメーション、 『未来はすばらしい』 を紹介しておく。これはチェチェンとロシアの紛争によるものだが、その背景には宗教が深く関わっている。因みに、フラッシュの右上に表示されるSubtitleをJapaneseにすると、字幕が日本語で表示される。

不意の拍手

以前、たくさんの人たちが集まる発表会の会場で、そこにいた子供がゴム風船を誤って離してしまい、会場の天井で引っかかってしまった。その高さはゴム風船の紐の端に大人がジャンプしてぎりぎり届くか届かないかというところ。自分はその会場の関係者であったので、それを取ることに。かなりぎりぎりの距離だと思ったので、風船の真下に来て、慎重に位置を決めて、何度か屈伸して、今だというタイミングでジャンプ一番、何とか風船を掴むことができた。さて、子供に渡そうとふと後ろを振り向いてみると、一般客たちが自分を囲むように取り巻いて、今のジャンプに対して拍手、拍手。まさかそんなにギャラリーが集まっているとは思っていなかったので、面食らってしまった。嬉しいような、恥ずかしいような。不意に拍手をもらうことなんてそうあるもんじゃなく、めったにできない体験でした。