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PS3の内臓HDDを320GBに換装しLinux環境を再構築

遅ればせながら、PS3の内臓HDDを60GBから320GBのものに換装した。HDDも安くなっているし、換装自体も非常に簡単だ。PS3にはバックアップツールもある。しかし、一つ理由があって今まで換装を行っていなかった。Linuxの環境を再構築するのが面倒だったのだ。

自分はFedora Core 6 (FC6)を使っている。既に古いOSとなってしまったが、ある程度枯れていたほうが安心できるし、メモリ使用量や速度的にもPS3に載せるのにはFC6ぐらいが丁度良いと思う。

まずは、FC6のDVDとPS3用のアドオンCDを用意する。アドオンは20071220のものだ。PS3側に他のシステムを入れる10GBの場所を空け(実質10GBしか選べない…)、そこに、アドオンCDからブートローダをインストールする。で、そのまま「他のシステム」を起動させ、FC6のインストール。フルインストールだと10GBをほぼ全部使用してしまう。自分は、フルインストールした後、使わないものを削除して、ディスク使用量を80%ほどに抑えてある。ホームは別のLinuxマシンをファイルサーバとしてマウントして使っている。これならば、普段の使用でファイル容量を気にする必要が無いので便利だ。

インストール後、ネットワーク関係などの各種設定を完了させる。こまごました事もあって結構面倒くさい。しかし、以前の設定ファイルをいくつかバックアップしておいたので、前よりは楽だ。

次に、CELLの開発環境をインストールする。これも以前に持ってきたファイル群を取っておいたので、そのまま利用した。これも最初に準備するときは少しばかり面倒だったが、今回はすぐ終わった。

最後にFC6のアップデートを行った。これが一番時間がかかった。yum -y updateだとうまく行かなかったので、yum list updatesのログを取って、個別にアップデート。その後、再アップデートを行って一段落。やれやれ。

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