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不意の拍手

以前、たくさんの人たちが集まる発表会の会場で、そこにいた子供がゴム風船を誤って離してしまい、会場の天井で引っかかってしまった。その高さはゴム風船の紐の端に大人がジャンプしてぎりぎり届くか届かないかというところ。自分はその会場の関係者であったので、それを取ることに。かなりぎりぎりの距離だと思ったので、風船の真下に来て、慎重に位置を決めて、何度か屈伸して、今だというタイミングでジャンプ一番、何とか風船を掴むことができた。さて、子供に渡そうとふと後ろを振り向いてみると、一般客たちが自分を囲むように取り巻いて、今のジャンプに対して拍手、拍手。まさかそんなにギャラリーが集まっているとは思っていなかったので、面食らってしまった。嬉しいような、恥ずかしいような。不意に拍手をもらうことなんてそうあるもんじゃなく、めったにできない体験でした。

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