2007年11月9日金曜日

初音ミク

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しばらく前からネットを中心に初音ミクという名前を聞くようになった。これは指示した通りに歌を歌ってくれるソフトウェアであり、デスクトップミュージック(DTM)の一種だ。要はボーカルをやってくれるのである。作曲・作詞はできても、歌ってくれる人がいなければ、人には聴かせることができない。それをこの初音ミクが歌ってくれるのだ。ネットの動画サイトを中心に瞬く間に拡がった。DTMとしては異例の売り上げだそうだ。確かに、技術がある人が利用すると非常にクオリティの高い作品となる(私には無理だが)。



しかし、最初に感じたことだが、このようなソフトでボーカルが務まるようになると、将来、本職や音楽業界・テレビ業界には少なからぬ打撃になるのではないか。もちろん、自動車の発明で馬車が廃れたように、何かの技術が生まれれば、従来のものがそれに置き換わっていくのは仕方ないことかもしれない。それでも、上に挙げたような業界からは激しい抵抗や攻撃があるように思える。実際にTBSでは番組中にあからさまな初音ミクの中傷を行ったり、発売当初から匿名で悪く言う輩が後を絶たない。多分、将来的に不安を感じたものの行動だろう。実際に、大手インディーズ音楽配信サイトmuzieのランキングでも初音ミクがやたらと目に付き、それだけ恐怖心も大きいのだろう。

自分個人としてはこれだけの技術の発達を大いに歓迎したい。私たちは常に進化しているのであり、そうそう後戻りはできない。昔は良かったといえるのも便利な今があるからであり、いきなりすべてが昔に戻ったら医療の未熟さゆえ死亡率は跳ね上がるだろうし、これだけの人口に対して効率よく食料を確保できないことから多くの人が餓死してしまうのではないだろうか。まあ、これはちょっと大きく捕らえすぎなのかもしれないが、技術の進歩に対して、私たちはそれを享受する義務(権利ではなく)があると思う。そんなわけで、初音ミクに対しても優しく接するべきだろう。

因みに以下の『みくみくにしてあげる♪』というのが初音ミク自身が歌うテーマ曲(?)っぽい。これは一般受けするか微妙なところだが、ニコニコ動画あたりでは自作の質のよい楽曲が揃っているようだ。ご試聴あれ。


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